JJUG CCC 2014 Fall でTDDについて発表しました #jjug_ccc

先日開催された http://www.java-users.jp/?page_id=1284:JJUG CCC 2014 Fallで「私がTDDできないのはどう考えてもお前らが悪い!~エンタープライズJava開発でのTDD適用の勘所~」というタイトルで発表をしました。

この発表ですが、8月のプロジェクトのサービスイン打ち上げでクライアント様から「技術部門賞」として表彰された時に「そうだ!このプロジェクトの成果を公の場に残そう!」と思い立ったのがきっかけになります。その勢いで帰宅してからすぐCfPを書き始めて、そのまま勢いで出した応募が採用され、今回発表の機会をいただきました。

一部の方はご存じの通り、自分の勤務先はJJUG会長のお膝元ですが、お手盛りでなく、公募セッションにふさわしい発表が出来たと自負しています。

資料の準備を作成しているときは、「まあ、メインホールのきしださんの裏番組だし、JavaコミュニティでTDDの話題ってアウエーだから半分くらいうまればいいかな?」と思いつつも「でもガラガラだったらどうしよう...」とか心配していたのですが、立ち見が出るとは予想していませんでした。ちょっとあせったのですが、でもJavaコミュニティのみなさんがTDDについてこれだけの興味をもってくれているということで、非常に勇気づけられました。

スライドを作成したら60枚を突破しても収集する気配を見せず、当日の発表直前にも削ったのですが、83枚の大作になりました。チームビルディングの話と技術サイドの話でどう見ても2回分のボリュームだったのですが、「一つのプロジェクトでTDDを導入するときに何を考え、どう行動したか」ということをどうしても一つのスライドで盛り込みたくて、無理をさせていただきました。ただ、技術的な各論の話をしていたときにかなり駆け足になり、そういう方面の話を期待していた方には申し訳なく思っています。

「私がTDDできないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトルで聴講をためらっていた方もいたみたいなんですが、これについてはJavaコミュニティの一部にある「スライドにネタを織り込まないと気が済まない」という悪しき風習に流された結果と申しますか...^^;

ただ、「ミッションを共有する仲間が集うコミュニティで、プログラマーが一人一人知恵を持ち寄り、議論し、勇気づける場が出来たときに、世界は変わる」の時にいきものがかりの歌詞を使ったのは意図的にやってます。そうでないと、次のスライドの「あなたがコミュニティです」につなげられないので。

笑ってたいんだ/NEW WORLD MUSIC

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後、IT技術者を続ける理由を語るからには「君にも君を動かしているものがあるでしょう?」は外せないですよ、部長萌えですよ萌え

夢喰いメリー (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

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今回のJJUG CCCですが、登壇者、参加者の方からもすごい熱気を感じました。そういう参加者の前で、一つのプロジェクトでやってきたことをオープンに出来て、満足感を感じています。これからも、コミュニティで活動すること、そしてコミュニティとしての現場で価値を生み出すことに、コミットしていきたいと思います。

最後になりますが、発表の機会をいただいたJJUGのみなさま、そしてプロジェクトを一緒に支えていただいたプロジェクト関係者のみなさま、ありがとうございました!