Eclipseのデバッガには例外をスローしたときにブレークする例外ブレークポイントという機能があり、例外発生時のオブジェクトの状態を詳しく見たい場合などは重宝します。ただ例外のクラスそのものずばりを指定する必要があり、JDBCのようにインターフェースで規定した例外のサブクラスが飛ぶ場合や、「例外が発生した場合は全てブレーク」のような使い方ができないため、かゆいところに手がとどかない感がありました。
しかしEclipse3.6から例外ブレークポイントに"Subclasses of this exception"というオプションが加わり、指定した例外のサブクラスの例外が発生したときにブレークすることができるようになりました。
画像ではjava.lang.RuntimeExceptionのそのサブクラスにブレークポイントをはっていますが、ぬるぽでブレークしてているのがおわかりいただけると思います。
まあ、例外メッセージにしっかり情報を含めるようにしてあれば、本来このような手間は不要なんですが。