JJUG ナイトセミナーでコンシューマー駆動契約とpact-jvmについて発表しました

4/24に開催されたJUG ナイト・セミナー 「テスティング特集」 でコンシューマー駆動契約とそれを使用したテストツールであるpact-jvmについて発表しました。

jjug.doorkeeper.jp

www.slideshare.net

発表に使ったサンプルコードは、以下のGitHubレポジトリーで公開しています。

github.com

本発表ですが、4/9に開催された技術書典で頒布した「すいーとみゅーじっく vol.1 TDDってなんだ?」に掲載した「Pactではじめるコンシューマー駆動契約」の内容を元に、Pactのjvm向け実装*1であるpact-jvmについて検証した結果を取り込んで構成したものになります。

fieldnotes.booth.pm

講演の中でも取り上げましたが、Arquillianやpact-jvmをはじめとするJavaでのマイクロサービスを対象としたテスト手法についてまとめたTesting Java Microservicesという書籍がこの夏に出版予定で、電子書籍フォーマットのEarly Access(MEAP)版は既に入手可能です(Manning | Testing Java Microservices)。この発表では技術検証が間に合わなかったので割愛しましたが、Arquillianとpact-jvmとの統合についても記述されています。

技術書典2の準備にパワーを注いだ後の技術検証ならびに発表の準備と言うことでタイトなスケジュールでしたが、旬なテーマに対して知識がフレッシュな状態で公に出すことが出来て良かったと思います。発表の機会をいただいたJJUGのみなさん、当日参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

*1:Pactは当初ruby 向けの実装のみでしたが、現在はJavaScala、.NET、JavaScript、Go、Swtift/Objective-C に移植されています。