Azure App ServiceにJavaのWebアプリケーションをJar形式でデプロイするには、web.config
という設定ファイルをインスタンスの/site/wwwroot/web.config
に配置します。Spring Bootのjar形式のアプリケーションをデプロイする時の web.config
の記述例は次のサンプル の通りです。ちなみに web.config
というのは、もともとはIISでの設定ファイルフォーマットですので、設定項目はそちらに従います。
web.config
のアップロードは、例えば、Maven Plugin for Azure App Serviceの場合は、pom.xmlに記述すると設定に従って web.config
を生成してアップロードしてくれます。
Azure Toolkit for IntelliJ の場合は、src/main/resources/webapp
に web.config
を配置すると、デプロイ時に内容を読み取ってインスタンスにweb.config
をアップロードしてくれます。なお、この機能は、デプロイするAppServiceのインスタンスがWindowsの場合に限られます。
コンソールのメッセージ中の枠で囲った部分が web.config
をデプロイしている箇所です。
以上、Azure Toolkit for IntelliJでAzure App ServiceにJar形式のデプロイを行う方法についてでした。